自然な訳文を導き出す「ダブル知識翻訳」や「CFエンジン」「概念翻訳」「2段階翻訳」といった様々な独自技術が高い翻訳精度を実現します。
The翻訳シリーズは、「用例ベース自動翻訳」による過去の翻訳結果の活用、「フレキシブルWeb検索」による辞書登録支援や「セレクトコーパス翻訳」などにより、使えば使うほど翻訳精度が向上できる、まさに「あなたにあわせて成長する翻訳ソフト」です。
翻訳ソフトは辞書語数が多いほど、正しい訳が得られそう…。しかしある調査によると、日常的な文書に使われている語は数千から一万。たとえば「切る」という一語が「紙を切る」「ハンドルを切る」など多くの意味を持つように、翻訳で大切なのは一語がもつ多くの意味の中から、文全体に最も適した用語を抽出すること。つまり翻訳精度の高さとは、文全体から単語に課せられた役割を把握し、それに応じた訳語を提供する能力のことだと、私たちは考えます。
(「切る」の場合、The翻訳シリーズでは、一緒に使われる言葉によって20通り以上の訳し分けが可能です)
The翻訳シリーズでは「意味トランスファ方式」を用いて高い翻訳精度を実現してきました。「意味トランスファ方式」は、入力した原文を解析するために知識を活用し、構文的に可能な解釈の中から意味的に正しい候補を絞り込む翻訳方式。多くの意味を持つ単語がある場合でも、文全体の意味に適した「訳し分け」を可能にします。更に、The翻訳シリーズでは、「原文を解析するための知識」と「訳文を生成するための知識」の2つの知識を使って翻訳精度をさらに高める「ダブル知識翻訳」技術で用いる知識を増強しました。文脈情報や書式情報から訳語を導き出す「CFエンジン」、「メールCF翻訳」や「2段階翻訳*」、同義語や類義語といった言葉の概念を利用する「概念翻訳」などと共に翻訳精度をさらに向上させています。
The翻訳シリーズはこういった技術により、一語一語の意味を大切にした、高い翻訳精度を実現しています。
*「2段階翻訳」:文書全体を一旦先読みしてから翻訳することにより、文脈にふさわしい訳語を選択することができます。
ビジネス翻訳で発生する固有の言葉遣いや特有の用語。これらを次々と蓄積できるのがセレクトコーパス翻訳、辞書登録候補抽出、翻訳メモリです。頻繁に翻訳する分野の文書や辞書登録した方が良い語句、オーソライズされた翻訳結果を蓄積しておけば、過去の翻訳結果を効率的に再利用できる上、共有データベースにして、チームの作業でも統一性のある翻訳結果を提供できます。さらに、蓄積した知識を検索する対話翻訳を利用すれば、部分的に異なる翻訳も効率良く実行できます。
様々な知識蓄積ツールも、使いこなせなければ意味がありません。たとえばThe翻訳シンプルナビは、翻訳したいものを選ぶだけでソフトが起動する、簡単に操作方法が表示できるという楽々インターフェイス。直感的な操作を可能にします。また、翻訳用の画面にOCRの結果を簡単に取り込んで翻訳できたり、PDF文書のレイアウトを保って翻訳できるなどの機能も多忙なビジネスでは大きな魅力。そこには、「高性能を簡単に」という、独自のこだわりが生きています。
The翻訳シリーズを長くご愛用いただくために、サポートセンタではご購入後のご質問にお答えしています。また、サポートチームはお客様の声を各部門で共有。誰もが、いつでも最新の情報を提供できるように努めています。
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